桜と湿地
月曜日、隣の市にある砂沼広域公園の観桜苑というところに行ってきた。ちょうど満開で、風が強かったのでとてもいい感じに桜吹雪が見られた。
ソメイヨシノは散っていたけど、八重桜はまだまだこれから。
大振りの白い八重。白妙っていったかな。
亀が沼で甲羅干ししていた。あったかー。
子供連れのお母さんたちもたくさんいた。まだまだ春休みだもんなー。昨日は出店とかカラオケ大会とかあったらしい。月曜にして良かった。
それから小貝川沿いの公園に移動。キモくて写真掲載をためらうような、オオムラサキを模したデザインの建物がある。
菜の花も満開。
土手の内側は自己責任でどうぞっていう看板がある。増水して水に浸かる部分だね。このあたりの川は、多摩川上流のような砂利の川原とかないのが残念。増水と決壊が前提だから、川からすごく離れたところに土手を作って、あとは川には近づかないみたい。川はもっぱら農業用。
野球場の横で中学生がなんかしてる。近づいてみたら、お化粧して遊んでた。
うちにもある貝母百合が「野草園」と書かれた柵の中に咲いている。
土手の中には、たぬきの小道という湿地を生かした公園。野草園とBBQ場とミニゴルフコースがある。ゴルフコースの奥は、行ってはいけない雰囲気だったけど、河川敷まで来て川を見ないなんてありえないので、ずんずんすすむ。
グリーン上には鳥がいっぱい。何かをついばんでいた。
ようやくあった。小貝川。水のそばには、堆積した枯れ草がビーバーの巣のようにこんもりしてる。
いいねえ、すぐそこがイオンモールとは思えない風情だ。
オフィーリアが流れて来そうな幻想的な景色を楽しんでいたら、旦那は全く違う景色を見ていたらしい。
こっちはダークファンタジーだね。見てるものが全く違ってすごいなと思う。
もう少し上流にいくと、オオムラサキという蝶の保護区域がある。散策路があるので行ってみたけど、まあふつうの広葉樹林。写真はキフジ。樹高10メートルくらいある。しかしオオムラサキが孵る時期でなくて良かったーーー。
寒くなってきたのでオオムラサキの森に別れを告げ、家に戻った。充実したお出かけでした。