箱根の旅行
12年ぶりくらいに箱根を旅した。その間ターンパイクの名前が何度か変わった。
4月末の庭の植物
半月ばかり遅れたけど、4月末の庭の様子をぼちぼち記していこうと思う。
◆フレンチラベンダー
おそらく10年以上の大株。香りの高いイングリッシュラベンダーは暑さに弱いけど、フレンチラベンダーは蒸れにも丈夫。強くはないが、いい香りがする。ただしどのラベンダーにもいえることだけど、木質化するとそこには花芽が出ないし、株がだんだん弱ってくるので挿し枝作業が必要。が、去年挿し枝に挑戦したが、すべて育たなかった。
◆不明
おばあちゃんのお気に入りだったやつ。誰か名前教えてくれー。
写真の時機を逸したけど、いい香りのかわいい花がたくさん咲いたよ。
◆ディル
だいぶ育ってきた。あと一月後には食べられるかな。
◆いちはつ
◆不明(あやめとかかな)
気付いたら庭のあちこちでちらほら咲いている。
ばっさり切り戻したら結構元気になってきた。水は枯らし気味がいいらしい。アフリカにもモサモサ咲いてたもんな。
◆不明
葱坊主みたいな花。あっという間に開いてしまうけど、毎年咲くのを地味に楽しみにしている。
株からだいぶ育ってきた。今年は竹で支柱を作ってみた。なかなかいいぞ。プラスチックの奴は折れやすいくせにごみになるからストレスだった。これは買ってきた竹でけど、今度はどっかで刈ってこよう。
◆シャリンバイ
てるぞうたちが来たので、名称と取り扱いが不明だった庭の植物を判別してもらえた。
そして初めて花を見た。確かに梅に似ている。
◆みかん
すんごくいい香りがする。ネロリのかおり~。地中海の高級ホテルのかおり~。
◆アマドコロ
新潟でしょっちゅうてんぷらにしてるくせに、うちのには手を付けなかったてるぞう。。毒警戒か?
写真だと白く抜けすぎだけど、いい色のシバザクラで結構気に入っている。年々カタバミにおされてんだよなー。
◆椿、沈丁花、マツ?
てるぞうに、縦長になってしまった椿をバッサリ剪定してもらった。それと下に下がってしまっていた沈丁花を持ち上げ、押されて地面を掃いていた松も高めに。うむ、いいねえ。あとはその下のブロックを積む。夏前にやりたいね。
◆レイズドベッドのおかげで今年は野菜がすごくたくさん食べれてる。ほうれんそう、ねぎ、スナップエンドウ、パセリ、ルッコラ、レタス、ミズナ。毎日いい香りの歯ごたえたっぷりのサラダ食べほうだい。
笠間のどうぶつたち、春風萬里荘
4月末、GWで混む前に両親が遊びに来たので笠間に行ってきた。笠間稲荷、名門のわりにこじんまりしていて好感が持てる。小さいのにちゃんと門前町がある。
藤が見ごろでした。タダだし、すぐに見られるし、自然樹形で、なにより人が少ない。数年前行った足利のフラワーパークよりずっと私向き!
境内にはあちこちに個性的なきつねたちがいる。
奉納から長い年月立ってるやつは、だいぶ磨り減っていて味わいがある顔になる。てか昔の奉納狐は一点ものだったのかも。
こいつ↓はとくに、夢に出てきそうな顔つき。。。
しっぽがつくしみたい。
かわいいのでうちにも一対来てもらう事にした。右と左で夫婦なんだって。
あと、境内にあった桂の木がかわいかった。昔の少女マンガ(欧州編)にでてきそう。アラベスクとか。
それから門前にある緑松っていう酒蔵を見学。神社の門前にある酒蔵ってのは、お神酒を造ってるところなんだよね。
渋い建物。
てるぞう(父)は試飲がしたくてたまらない。
私はドライバーなので飲めませんでした。
それから一行は昭和の美食家北大路 魯山人のアトリエ、春風萬里荘へ。
キレッキレの海原先生同様(?)、北大路先生も(?)陶芸、日本画、書道、美食道と自らの感性を研ぎ澄ませて好きなように生きた。美食が過ぎて、大好物のタニシのせいで寄生虫にやられて死んでしまったくらい前のめり。
そんな北王路先生が趣向を凝らして改築した鎌倉の旧家をもとにしたアトリエが、笠間日動美術館の別館として公開されている。しかもここは訪れる人がすごく少ないので、美食倶楽部の世界にどっぷりひたれます。
(ちなみに笠間日動もとてもすてきな美術館なので後日紹介したいと思います)
館内には北王路先生のあつめた美術品、工芸品が配置されています。
茶室もすばらしい。小さすぎて中に入るとうまく写真が取れないけど。
外に面したにじり口のほか、母屋からつづく入り口もにじり口みたいなのがついている。
厩を改造して作った洋間の横には北王路先生お手製のあさがお(男性用小便器)が。。
現在使用禁止。
あ、ベンチの下になにかいる!
すごいりっぱなかえるの置物。そしてその下にクモ。自然の一部のような北王路先生の作り、集めたものたち。楽しかったー!
お庭もいい時期でしたよ。
とっても楽しかった。館内で販売している北王路先生の陶芸作品のレプリカ、今度お金ためて買いたい。また来ます。
牡丹と獣
暮れ近くに那須のムーミンショップでムーミン花札を買ってから花札にはまってしまった。正確に言うとこいこいのアプリを、延々とやってしまう病に陥った。
花札のいいところは、絵が鮮やかで美しく、そして分かりやすいところ。12ヵ月それぞれの動植物があり、庭の植物と重ねても楽しい。そんな中でも私のお気に入りは、青短もある牡丹(6月)。牡丹に沿う動物は蝶。でも私は蝶が嫌いだし、猪鹿蝶のイメージからか、筑波山麓名物牡丹鍋のイメージからか、なぜか私の頭の中では牡丹の下には猪が潜んでいる。
うちの牡丹、今年も見事に咲いた。首が重過ぎるので、牛久沼の牡丹苑でやっていた竹棒で支える首載せ方(勝手に命名)を採用中。この特徴的な牡丹の葉も、花札やっていると覚えられるよ。
満開の牡丹からはいい香りがする。うちの獣もくんくんしてる。
うっとり~。しかしにゃったは海獣の趣があるなー。
てか、フルットに似てるわ~。
おまけ:今週咲いてきた植物たち。
◆?(芝生側にある奴に似ている)斑入りの葉っぱは別の植物
◆つた
ハナミズキの木に登ろうとしている。木には良くないんだろうけど、かわいいから今はまだ許す。つわぶきはぴかぴかです。
◆フリルのチューリップ
他の種類に1週遅れて咲いて来たピンクのフリルのチューリップ。小振りで可憐。
◆すずらん
おばあちゃんからもらったすずらん(ドイツスズラン)。だいぶ増えてきて、花壇から零れている。来週末には咲くね。
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因みに購入したムーミン花札は経験者向けのひねったデザインなので、初心者の私には全くルールが覚えられず、しょうがなくノーマル花札を別途買った。ムーミン花札は飾るといいらしい。専門の額があると、ムーミンショップのお姉さんが教えてくれた。暇を見てそのうち自作するか。。
月曜日の片付け
9日。起きたら10時!旦那が既にほうれんそうの間引きを済ませていた。間引いた葉っぱは甘くてぜんぜんえぐくない。さっと炒めてオムレツつくり、昨日作ったジャムと、「モンペリエ」なるパン屋で買ってきた食パンをトーストして、シロさんとこの朝ご飯を再現!うまーーーーい。パンもうまーーーーーい。私はかなりの米食・麺食派なのであまりパンは食べないけど、手作りジャムのせさくっとトーストは時々無性に食べたくなる。おもわずもう一枚行きたくなったが、ぐっと我慢。
しかしなぜにモンペリエ?以前出張で行ったことあるけど、パンが名物ってわけでもなかったような。。。だいいちフランスで食パンあまり見ないしな。モンペリエはリコリスのキャンディーが名物で、この辺の古い街にある「郷土菓子」ってやつと同じで「これを名物にするって、どれだけ貧しいのか」という気持ちにさせられる味だった。
ヒト科の進化の番組を横目に充実したブランチを取った後、おもむろに庭仕事に旦那を急き立てる。油断すると土曜のようにゴロゴロしてすぐ昼寝してしまうので、気は抜けぬ。
本日は花の落ちた椿3本とミモザの剪定と刈り枝の処理、そして昨日買った苗の植え付けを行う。畑側の椿は大分伸びてしまっているので、脚立に立って切ってもらう。椿は剪定に強いので、ばしばし切っていってしまいます。ミモザは先月切ったけど、花を少し残していたので再度強剪定。まだイセリアカイガラムシが付いているので、ギシギシの葉っぱでふき取りながら丸坊主にする。切りすぎかもと途中で思ったが、もうしょうがない。新芽はこれからだから、なんとかなるだろ。マシン油散布した方が良いのかな。
◆数年がかりで玉造から自然樹形に仕立て直している一重の椿。
◆そびえている大葉の椿。去年は下しか剪定出来なかったためか、つぼみが大量。
◆はげつるになったミモザ
四季なりイチゴ、花ホタル、ミニトマトを鉢植えに、バジル、カラーピーマンを畑に植えた。イチゴは春だけじゃないことをブログで知り、ジャムにするほどは取れなくても、冷凍保存して他のベリー類と食べたいと思い、三株植えた。
◆カラーピーマン
◆イチゴ
◆バジル
◆花ほたる
この時期は外にいるのがとても快適。庭はきれいだし暑くないし、なにより蚊がいない。快適ついでに、車を水洗いする。サイドドアに絵が掛けそうなほど汚れていた。。。ごめんねー。
◆実はいろんな色があったチューリップ
セージを支えるようにそびえる白チュー
遠目で八重の水仙だと思っていた。。ふんわかしていて素敵です。
ザ・チューリップな色。親指姫が寝てそう。
◆?
◆? 株が増えている
◆(たぶん)ムラサキケマン 葉っぱがシャガに激似。有毒。
その後、灰汁取りを済ませたタケノコを持って友人宅を訪問。ちょっと渡してすぐ帰るつもりが、そこんちのNちゃん(小6)とパーティーゲームを始めてしまい(つーか私たちとパーゲーしたい!ってリクエストが、その子から数日前に来ていたんだった)、Nちゃんのダンススクールにてお母様方と見学をし、また友人宅に戻って夕食・飲み会になってしまった。タケノコご飯と孟宗汁、蓮根と車麩の甘酢炒め、井上誠耕円のオリーブオイル掛けたトマトとアボカドのサラダ、アスパラの胡麻和え。
どれもうますぎ&お母さんの大変さを垣間見ました。いい気分でビールとワインを飲み、遠くに行ってしまった友人の話で盛り上がりつつ帰宅。帰宅途中、そこんちの子供たちの成長の速さに嘆息。子供って、大人と違う加速装置持っている気がするけど、その分しっかり私たちも年をとっているのね。
日曜日の片付け
8日。朝早く(と言っても7:10くらい)、近所の人が来て、いつもの集会所のお掃除は7:30スタートだという。8時から草刈り参加の予定だったので、少しだけ集会所のお掃除にも参加した。草刈りは集会所の崖下を刈って、道路挟んで反対の崖下に捨てるというワイルドなスタイル。
夢中で刈ってると、鎌の下にスミレがひっそりと咲いているのに気づく。よく見るとあちこちに咲いている。スミレを避けて刈り、しばらくすすむと今度は学校にもあった極小スミレみたいな花が咲いている。とても可愛いので、またもや我が家に到来願おうと心に決める。草刈りされるよりはいいだろう、とまた自己弁護。しかし草刈り後の崖にへばりつくようにして花を探している姿は、ご近所のおじいおばあには見られたくないわー。家で調べたらスミレではなく、「キランソウ」というしそ科の植物。
それから草刈りで知り合った、この冬引っ越してきたご夫婦とお話しする。新住民はたぶん、うちとそのお家だけだと思われる旧集落。辻には日中、Old Hagsみたいなおばあたちが座り込んでお話ししている。20年住んでもよそ者だわと言っていた、草刈りで一緒になったおばあさんの話を思い出す。新住民のご夫婦の話を聞くと、ご主人は知人の指導学生だったことが判明。同年代と言っていただけたけど、1ジェネレーション下だったよ!お庭を見てもらう。こんどゆっくりお招きしたい。
ひとりで遅めの朝ご飯を食べてから、前庭の雑草とりを3時間ほどする。チューリップもよくみると色々なタイプが咲いていた。昨年夏植えたセージも、白チューリップに支えられて茎から新芽が出てきた。昼過ぎにHCに行き、バジル、ミニトマト、花ホタル、いちご、カラーピーマンの苗を買う。
家に帰って洗い物をしていたら、タケノコを抱えた友人が到来。かぐや姫が生まれてきそうな大きなタケノコ。畑の横の竹林で、毎年ネコ山盛り一杯ほどのタケノコをくれる、ありがたい友人。取りたてなので小さめのを灰汁取りせずに味噌汁にして、友人も交えて食す。美味。虫よけネットの中で育った水菜とルッコラも美味、特にルッコラは味が強く、厚みもあって非常においしい。
友人が帰った後、夜中にタケノコの灰汁取りを大なべで行う夫の横で、丸一日上白糖をまぶしておいたイチゴでジャムを作る。果実ゴロゴロのイチゴジャム、子供の頃からおばあちゃんと作った味。子供の頃は、砂糖をまぶしておくと出るイチゴのシロップ(コーディアル?)を水で割って飲むのがこの時期のお楽しみだった。牛乳で割るとイチゴ牛乳になる。しかしシロップとってしまうとジャムの水分が減って焦げてしまうので、今回はパス。2時くらいにようやく寝る。春は眠いのに、そしてお休みなのに、ここんとこ睡眠不足だ。
土曜日の片付け
7日。朝から部屋の掃除。いくら言っても旦那がゴロゴロしてるので、ぷんぷん怒りながら掃除機掛けた後、和室の障子を張り替える。3年前に張り替えたんだけど、張ったとたんにちびが登頂し、無残な姿になった。居間と同じように布での張替えを考えていたが、布を断つのが面倒なので障子紙の部分張りにする。色変わっちゃってるけど気にしなーい。
それから野菜を買いにJAに。昨日の夜読み直した「何食べ」のイチゴジャムを食すべく、終わりのいちごを安くたくさん買うつもりだったが、あんまり売っていない。2パックサイズで450円ていうのがあったからそれを買う。そのまま帰ったんじゃつまらないので、八郷方面をめぐって、西光院の峠を抜けて帰る。西光院の近くに東筑波ユートピアという、知る人ぞ知るB級つーかC級観光スポットがある。昔入ろうとしたときには森の中に響き渡る猿の鳴き声に怯えて引き返し、その後足を踏み入れる勇気はありません。まあ入らなくても大体わかります。ガマ公園と同じノリですね。筑波山を超えると西側に山脈が見えた秩父山系であるだろう。春なのにここらから見えるのは珍しい。実家からは毎日毎シーズン富士山の前景として必ず目に入る。夕飯はコストコの挽肉で蓮根の挽肉詰め。
(写真は家に帰る途中の筑波山)